あかがね〜空に浮かぶ

空に浮かぶ(そらにうかぶ)


首飾り(写真は月に兎)
カート


指飾り(写真は太陽に鳳凰)
カート



腕飾り(写真は星に竜)
カート

 

太陽に鳳凰(石は橙)

太陽は、日本では「天照大神」の化身として崇拝されてまいりました。日本の国名も元は「日の本」と言いましたし、ご来光や初日を拝むように、力と恵みを与えてくれる大いなる源として信仰してまいりました。

また、太陽は何度も昇るように再生の象徴でもありました。よって、裏側には何度も甦る永遠の命を持ち、吉祥の印でもある鳳凰をあしらいました。
石の色は橙。太陽の恵みたる炎を現し、活力を与えてくれる色です。

 

月に兎(石は基本濃紫の変幻色)

月は静寂の象徴であり、満ち欠けすることから、男性的な太陽に対して女性的な印象をあたえてまいりました。また、夜の闇を優しく照らす月明かりは、どこか神秘的・神聖な光として身を清められる思いでありましょう。

満月を見やれば、そこには杵と臼で餅をつく兎の姿が。つぶらな瞳をもつ愛くるしい兎は、月の印象に見事に重なります。

石の色は、光の種類(自然光・蛍光灯・白熱灯等)によって色が変わる石。満ち欠けによって表情を変える月にぴったりです。
 

星に竜(石の色は黄)

夜空に輝く無数の星を線で結び、色々な形を描きました。また、北極星は宇宙の中心として、天文学者や船乗りの重要な道標でもありました。何万年もの時を経て夜空を彩る光に、いつの時代も人は想いを馳せて来たのです。

星と星とを結んでゆけば、まさに天に昇った竜のようであり、その輝きは竜玉であり鱗であり眼であるかのようです。

石の色は黄。星と竜が放つ高貴な輝きを現しています。

あかがね空浮仕様

銀を鍛造(打ち伸ばして)、その上に銅を張って模様を付け、さらにキュービックジルコニアを埋めました。

図案は、全て飾屋しろがね独自の模様で、太陽・月・星という空に輝く天体とそれぞれ対になる動物となっております。
(指飾りは真ん中に天体の模様、両脇に対になる動物の模様が入ります)
さらに、その天体を想像させる色の石を埋め込んであります。
日本人が古来より崇めてきた物を、飾屋なりの解釈で指飾りに仕立てました。

写真はお渡しする時の状態で、鏡面状まで研磨しているため、付け始めた時は銀と銅の境がわかりにくいかもしれませんが、使い込む内に銅の部分が先に色が濃く変色してきて、模様がより鮮明に浮かび上がってくるようになります。

こちらの作品は、全て一点ごとの手作りでございます。 よって、なるべく同様に仕上げるよう努力はしておりますが、 大きさ・厚み、また模様は全く同じとはなりませんので予めご了承ください。

指飾り 素材:銀・銅・キュービックジルコニア
寸法:最大厚約0.15p 最大幅約2.0p

首飾り 素材:(ヘッド部分)銀・銅
(紐部分) ポリエステル100%・銀(調節用輪)・銅(紐留)
寸法:(ヘッド部分)直径約2p
(紐部分) 約60p ※最大まで広げた状態での長さ

銘柄

あかがね三種


千代


舞う花




ことのは